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Alison Grace×フジタタイセイ 対談

 

「Transcendent Express」戯曲のAlison Graceさんと演出のフジタタイセイさんに今作について熱く語らっていただきました。 

ココには書けないネタバレ満載トークは劇場で販売のパンフレットに掲載! 

是非お読みいただいて本番をより深くお楽しみください!     

(聞き手:佐野木雄太)   

----   

Alison どうもー。 

フジタ どうも。

──二人笑う。

Alison 笑いやあ、お久しぶりです。 

フジタ お久しぶりです笑 

Alison どうでした。このコロナ禍は、フジタタイセイにとって 

フジタ 去年の前半すごいもう、メンタルがやられてしまって。でもやられてはいたんだけど結局その年末に自分の劇団の公演もギリギリのラインだったんですけど、やることができて。そこからは今を頑張ろうかなっていう気持ちに向かいつつあるところですね。 

Alison その公演わたし見ました 

フジタ ありがとうございます、来ていただいて 

Alison 目立たないようにして行って、でバレたなあと思って 

フジタ いるなって思いました 

Alison だいたい私バレちゃうからなー   

──一同笑い   

Alison 本当なんだろうあの舞台は。全然コロナとは関係ない話のくせにとってもコロナ禍を印象付けさせる舞台でしたね。 

フジタ そうですね、僕がすごくメンタルをやられてしまっていたときに考えたこととか、やっぱり不満もあって、何かいろんなことに対しての。 

Alison なるほどなるほど。 

フジタ 自分自身にも不満があって。結局そういうのとかをあんまり調理しないでそのまま出しちゃったなっていう感じはあるんで、それは何かあのときだからこそできたことでもあるし、ちょっと反省もありますけどね。 

Alison なるほど。   

佐野木 アリソンさんはどんな1年でしたか。   

Alison 私はほら勤め人なので普通に笑。でもリモートになりましたねお仕事が。今はリモート半分出社半分になったんですけど、私は会社行きたくない人だから笑。ちょうどいいかなっていう感じでやってますね。あと家で舞台を観る機会が増えた 

フジタ それ大きいですよね。 

Alison 私は結構肯定派なんですよ、忙しくてなかなか観に行けないから。あと単純に遠いから。 

フジタ あー、ふるさとの 

Alison そうそう。まあブロードウェイなんかは見ないけど 

フジタ そうなんだ笑 

Alison だから観劇本数でいったら相当増えましたよ。もちろん生の方がいい、いいんですけど 

フジタ それはもう前提としてあって、配信は配信の面白さがあったりしますからね 

Alison そうそう。だから配信も無いよりはあった方がいいんじゃない?っていう。それで恩恵を受ける、楽しんでいる人が確実に増えたのは事実だと思いますね。 

フジタ 僕もそれはそう思います。遠方の方とかも見やすくなったのはすごくいいことだなと。 

Alison でもだからこそ「劇場」で。これで初めて舞台に触れた人は、これからは劇場で見てもらえたら。 

フジタ もらえたらいいですよね、今回は配信もありますけど、   

佐野木 生配信なんでね。これは結構……   

フジタ ドキドキがありますよね笑 

Alison でも、小林くん、小林くんが(※Live Streamer小林勇太は以前Alison×フジタの別作品にて主演を演じた)きっとなんとかしてくれる 

フジタ 生配信も自分の劇団でやったことあるし、収録で編集して後日アーカイブ配信もやったことあるんですけど、どっちも良さがあって。収録の方はね、役者さんがやっぱり集中力を保つのが大変。無観客だから、僕は最初に役者としてやったときすごい緊張して。2倍疲れましたね、お客さんの目の前でやるよりも 

Alison そっかそっか、演じる側にしてみればやっぱりお客さんあってのね 

フジタ 「返り」がないから、リアクションがないからカメラはね、やっぱり、それは 

Alison 今回はあれらしいですよ。コメントできるらしいですよ。 

フジタ コメント? 

Alison 横にコメント欄が出るらしいですよ。 

フジタ あ面白いな。みんなコメントしてほしい 

Alison みんなコメントしてください 

フジタ 「千作うぜえ」みたいな笑 

Alison 千作はまあ、ウザいです笑 キャラクターとしては   

──一同笑い   

佐野木 さて千作の話も出ましたので、中身の話もしていきましょうか。「Transcendent Express」は再演なんですけど、初めて再演するぞってお話があったとき率直にどう思いました? 

フジタ 僕はやりたいなと思ってた作品だったから、普通に楽しそうだなと思ったんですけど、初演のイメージ超えられるかなという恐怖はありましたよね。それはクオリティとしてどうこうっていうよりも、僕の中で僕が持ってるイメージを演出でなぞっちゃうとあんまり良くないから、それがどうなるかなっていう。演出家として挑戦だなという気持ちはすごくありました。 

Alison 私は初演で書き足りなかった、入れようと思っていた要素が入れられるなって思いましたね。どんな要素かっていうのはまだ言えない、本当に言えないけど笑。初演はある意味シンプルに書いたんですけど、今回は時間の制限がそんなになかったので、入れようと思っていた要素を入れられたっていうのが大きいかなって。でも改めて書いて思ったのは初演でかなり完成されてるっていう。大がわりはさせなくても「うん、十分面白いぞ」と。変わったのは本当に些細なセリフ 

フジタ ですね。あとちょっとシーン増えた 

Alison シーンは増えたりもしてるけど、本当にたった一言変えただけで運命がガラッと変わってきたりもするから、そういう楽しみがありましたね。いかに書き足すかっていうよりは、文字数的にはちょろっと書き換えるだけで、どれだけ印象を変えられるかっていうところは楽しんでやれたと思います。 

フジタ 書き足されたところすごく、全部全部好きです 

Alison 本当!? ありがとうございます。いやあ、……上手にいってるよねえ   

──一同笑い   

フジタ 最初どう転ぶかなと思ってたんですけど、今んとこそんなに齟齬なくやれてる感じがします。   

佐野木 初演とは大きく変わりましたか   

フジタ やっぱり演じ手が変わったから。みんなちょっとずつ違いますよね、大きく違うのは、千作かなあ。千作。単純に初演のキャストと今回のキャストで年齢が違うので、地に足ついた像になってるなっていう。 

Alison うんうん 

フジタ 初演のときのあのバキバキの感じも、僕は好きなんですけど、今回のあの内に秘めてる感じもいいなと思ってますね 

Alison なんか実感に近いとこがあるのかな 

フジタ 多分みんな、みんなちょっとずつあるんだと思います。 

Alison 稽古みてて、ちょっとずつ自分にもフィードバックできるものがきっとあるんだろうなって思いながら 

フジタ 初演で千作を演じた、今回車掌をやってる藤本くんは、そのときはまだ25いってないくらい、20代前半だったんで。「Transcendent Express」って作品の構造自体もSFだけど、20代前半のまだ大学生の男にとって「結婚」がそもそもファンタジーじゃないですか。 

Alison そうかも。 

フジタ だから結婚に対してのファンタジーの「飛び度」とSFの「飛び度」が結構リンクしてて、それがあの味だったと思うんですよね。今回はその結婚そのものは割とリアルめのものとしてあって、SFの「飛び」はそれとは別にあって、っていう「ねじれ」が別の味を生んでるなっていう気がするんですけどね。   

佐野木 初演との違いで言うと、碓氷カンナ?

フジタ 演じるぺこさんのカンナ、すごくかわいらしい。乙女だなっていう感じがして良いですよね。稽古してて「この部分はもうちょっと乙女なところを出してもいいんじゃないか」みたいなことを言ったら、そこじゃないところもすごく乙女になって。でもすごく良いなと思ってるんですよ。隠してる乙女が漏れ出てきている感覚が、本人は隠してるつもりのまま 

Alison 全然漏れ出てますね。本当にかわいらしい方だから、そういうのがどんどん出てて、確かにそれは面白いところ。 

フジタ すごく素敵だなって思います。   

佐野木 伊勢玲はどうですか?   

Alison 玲ちゃんは実はほとんどセリフは変わってない。実はもっと別の、全く別のパーソナリティを持った人に変えようかなって思ってたんですよ。でもやっぱりこのコントラストなんだよなって。玲とカンナの2人は比べられるじゃないですか。一方はちょっと大人の女性で、一方はとても若い女性で。これはとてもわかりやすい対比なんですよね。玲のパーソナリティを変えようって思ったんですけど、どう考えてもこのコントラストは越えられないと思って。さんざん、もう本当に!笑 悩んだけど結果そのままいかしてもらうことになりました。 

フジタ うん、結果良かったと思う。 

Alison 玲ちゃんとサシのシーンの

フジタ 中條 

Alison 中條ですよね。中條というこれがまた厄介な 

フジタ 厄介だね笑。 

Alison 佐野木さんが中條を評していった言葉があるんですけど「厄介な親友」っていう。厄介な親友っていう、その表現がとてもしっくりくるなと思って、あ一緒にいたらきっととても楽しい人なんだろうなーって。けど、実際いて欲しいかというと、いたらいたらでたぶん大変なんだろうなって笑。それで演じる佐野功さん。いやかっこいい! 

フジタ かっこいい笑 

Alison 本当に惚れちゃいました私。もう大好き。中條佐野功、もうこれが本当生き生きしてる。見事に舞台上で生きているという感じがして 

フジタ でもただのスカシたやつではないじゃないですか。何かそのバランスもいいですね。決して男前なオレに溺れてるわけじゃないみたいな。茶目っ気もあって、すごく余裕がある感じで。今回ね衣装もすごいですよね。 

Alison 中條の衣裳すごい 

フジタ これね余談なんですけど、中に着ているシャツ、あれは初演と同じやつ笑 

Alison えーっ、それは知らなかった笑 

フジタ あれは初演と同じシャツなんですよ。 

Alison そうなんだ笑 

フジタ そう。僕の私物なんです。ちょっと僕だとサイズがでかい。袖があまっちゃう。佐野さんはね、身長が高くていらっしゃるからぴったりで 

Alison 中條、かっこいいんだわ。憧れちゃう。 

フジタ いいですよね   

佐野木 紀藤一造も厄介ですよ   

Alison でも小寺さんの紀藤はすごく真っ当な人、一番普通の感覚でいる人なんですよね。で優しいの! 

フジタ 優しい! 

Alison 小寺紀藤は本当優しくて、あのセリフでよくそんなことができるな!って。 

フジタ あれすごいですよね、 

Alison あれ本当素敵。なかなか紀藤のセリフ群であの雰囲気を醸し出すのはちょっと簡単にできることじゃないなって思いました。 

フジタ 再演するにあたって最初に変えたいなというか、変えないとな、って思ったのが紀藤のあり方で。一番作品の色を変えちゃうような気がしていて。だから何か違う突破口を見つけないと初演をなぞっただけになっちゃう可能性あるなと思って。それを明確にしたのはちゃんとアンサーを小寺さんが出してきてくださるからなんです。すごく助かってますね。すごく嬉しい。稽古初回でちょっとそのお話したんですよね。この列車に乗る登場人物の中で、明らかにラスボス、悪いヤツに描かれているけど、実はこの世界では常識人、一番まっとう。最終的にはそこに落ち着きたいんですって話をして。それに対してこういうアンサー出してくるんだなというのはすごく面白いなと思ってますね。   

佐野木 Alisonさんイチオシの牛流あやめのお話も   

フジタ Alisonさん的にはあやめはどうですか今回 

Alison 私は実はハマカワさん、もうずいぶん昔から知っていて、日本に来たばっかりの頃に出てる舞台を拝見して。こんな美しい人が、すごい、すごいって思わせてくれた方だったので、今回だから私名指しだったの。あやめはハマカワさんで! って。見事それが叶ったので、もう良いですよね。彼女だって旅に出たんでしょ 

フジタ 旅に出ましたねえ 

Alison 今回の舞台のために、本当に北海道まで行って、写真も撮ってきてくれたけど、でもやっぱり自分の中に生まれたものがたくさんあったみたいで、それがこれからより生きてもっと良くなってくるんだろうなって思いました。   

佐野木 そして主人公の立花千作。   

Alison 私はもう鍛治本さんが衣装を着て、ビジュアル撮影した写真を見て、真っ先に「立花千作だ」って思ったんですよ 

フジタ 良い衣裳ですよね本当に 

Alison うわあ、立花だって、うわあ千作が具現化したって思って。そこで今稽古で作ってるあの感じで来て、うわあ千作だあ!って思ったので、本当楽しみですよねなにが起きるのか。これから稽古中盤を越えたら、いよいよ台本も手から離れて何でもできるようになって、そこで彼が一体何をみせてくれるのか、というワクワク感があるから、もう早く見たい。早くみたい! と思っちゃいますね笑 

フジタ 強い、強いなと思います鍛治本さんの千作像は。何がっていうと説明が難しいな、すごく強いしすごく硬いっていう感じがしていて。それは全然悪い意味じゃなくて、引力も強いし、装甲も厚いし、馬力もあるみたいな。スーパーロボットみたいな千作像を今作ってくださってるから、逆に言うともう、ボコボコにしがいがあるという 

Alison 笑たしかに。あの強い千作を、劇中でね、完全に打ちのめさないといけないと思うから、確かにそのコントラストというか、強さ、強ければ強いほど倒しがいが 

フジタ そう、ミサイルぐらい持ち出してもいいぞっていう、完全に今、僕が思ってるのが楽しい 

Alison 楽しみだなそれ。みたい。早く見たい!   

佐野木 ではこれから作品をご覧になる方にメッセージを   

Alison 結婚した人もしてない人も見る価値のある作品になっていると思います。マッチングアプリとか流行ってますけど、そこに渦巻く愛憎だったり、見栄だったり、誰もが持ってるものが、ものすごく凝縮されているだけで、きっと誰にでも訴えかけるものがあるはずなので。さらにそれがサスペンスライクで来ますので、劇場で観ていただくのが今から楽しみです。Thank you very much ! よろしくお願いします   

フジタ 自分の話をしてしまいますけど、演出家としてかなりチャレンジングなことをさせていただいていて、もう持てるものは全て舞台上に置いていくぞって、今作っております。本当に見ていただきたいなと思っています。すごく身につまされるシーンがいっぱいあるし、すごくえぐられるようなセリフもいっぱいあるけど、それはそれとして普通に、ルックはかなりポップに作って、結構ヘラヘラ見て最後知らんとこに連れ去る感じを目指しているので、ヘラヘラ見るつもりで。身構えて見てももちろん面白いと思うけど、ヘラヘラ面白いシーンいっぱいあるから、何かそういうつもりで普通にエンターテインメントとして楽しんでいただけたらなって思ってます。そう、なんかちょっと洋画みたいにしたいなって思ってます。 

Alison あ、いいですね、私の夢破れたハリウッドの世界。嬉しい。復讐だこれは。   

──一同笑い

フジタ 最後はみんなしてどっかに連れていけたらなという気持ちです。一緒に北に旅行に行くつもりで見ていただけたらと思います。   

佐野木 はい。それではお二人とも、ありがと……   

フジタ 最後の登場人物ってことですよねお客様が。……今、急に思いついちゃったけど、登場人物の「乗る」ていう漢字…… 

Alison 本当だ。「搭乗」なるほどね、乗り込む人物 

フジタ 「搭乗人物」ということでここはひとつ。……何を言ってんだおれは笑 

Alison 一緒に旅をしてね 

フジタ 今はなかなか旅行も行けないようなご時世ですから。まあこれから先どうなっていくのかもまだわからないですけど 

Alison いつもそうよ。ホントは。いつもそう 

フジタ うん、いつもそうなんですよね 

Alison そうコロナっていう明確な何かが今はあるっていうだけで、本当はどんなときだって 

フジタ そうなんですよね。 

Alison わからないもん。 

フジタ 今やる必要がある作品だったんじゃないかっていう感じがしますよ、 

Alison え? そうかな?笑 

フジタ いや、僕はそう思いますよ。別にいつやってもいい、もちろんいつやってもいい。でも、今やるなら僕はこうだと思うっていう演出をしたいし、してる。だから千作が得た「気づき」って、千作が何に気づいて何を得たのかっていうのは、それは何かここで喋るのも野暮だし、観客の皆さんが持ち帰っていただいたものが全てだし、と思うんですけど、でもそれってたぶん、今しんどい中で生きていく我々が、いつか来る「気づき」かもしれない。だからきっと今やるべき、見ていただくべき作品だと思うんですよね、この「Transcendent Express」は 

Alison うん、そうだ。確かにそうだ   

佐野木 お二方とも貴重なお時間をいただきありがとうございました。 

2人 ありがとうございました!     

11月某日 稽古場にて 

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